建築知識必須?完成がイメージしにくい

完成時の満足度に個人差が生じる理由

注文住宅に関する口コミで、数多く目にする体験談に、希望通りの設計で建てたにもかかわらず、完成した我が家がイメージと異なっていた失敗談があげられます。ビルダーの担当者から提示された資料や説明から、思い描いていた完成時のイメージとかけ離れていて、入居の時点で愛着が湧かないとなれば、これは深刻な問題です。

建売住宅とは違い、注文住宅の場合、二次元で提示された資料や画像から、原寸大の三次元の完成時をイメージする必要があります。この作業をより正確に行うには、平面を立体に置き換える「想像力」「感性」が求められますが、これには個人差が見られて当然です。

注文住宅の建設は、色も形も大きさも異なる複数のパーツを、頭の中でイメージしながら組み上げて家をつくる、ブロック遊びに通じる作業と言えるでしょう。それぞれが思い描く完成図のイメージが異なる以上、完成時の満足度にも個人差が生じてしまう傾向が否めません。

専門的な建築知識は必要か

注文住宅の完成時のイメージを、より明確に描く上で、ある程度の建築知識が必要との意見も見られます。確かに関連知識があればそれだけ、ビルダー側の説明も理解しやすく、打ち合わせ段階で双方の解釈違いが生じるリスクは抑えられます。ですがネットなどでランダムに閲覧した関連知識の場合、そこに誤った情報や誤解釈、あるいは不要な知識などが混じってしまう可能性が否めません。

注文住宅を建てる際には、担当者と納得できるまで質疑応答を重ねる中で、自分たちに必要な建築知識を、その都度確認する姿勢が大切です。疑問点や不安点を残さぬよう、十分理解の上で納得できるプランを練り上げれば、それが必要な建築知識の確認作業となります。こうしたディスカッションを十分に.実践することで、注文住宅のデメリットとされる、完成度がイメージしにくいリスクの回避に努めてください。

住まいの建材などに使われている化学物質は呼吸により身体に蓄積されます。よって新築一戸建てを建てる際には、身体に有害なものを含まない材料を使うなど、アレルギーのことも考えて家づくりを行いましょう。